先日、県外の友人から、
『山田詠美さんの「学問」を読んでいたら、○○(私)を思い出したよ。』と
メールを貰い、
私は未読だったので図書館で借りて読んでみました
こちら↓
こちらは2009年の作品です
市内の図書館にそこそこの数が蔵書となっていました。
山田詠美さんは知っていたものの、著作を読んだことが無く、
この機会がなければ読まないタイプの作家さんでした。
で、読んでみたところ、確かに舞台が磐田~袋井辺りで、
しゃべり言葉も遠州弁です
(一応、みるま市という架空の市にはなっています。)
作品中に出てくる『亀島海岸』は『鮫島海岸』かなーと思うし、
ゴルフクラブは『シーサイドゴルフクラブ』なのかなーと想像できます。
主要登場人物の家の病院はちょっと分からないですが
主人公は1962年生まれなので、私よりもちょっと世代は上ですが、
なんとなく空気感は想像できました。
話は、内容があるような無いような、
何が言いたいのかイマイチよく分からなかったですが、
友人が私を思い出した理由がよく分かりました。
遠州弁ネイティブとしては、
遠州弁の使い方の間違いが若干気になりました
『やっきり』は遠州弁ではなくて、“駿河弁”のほうだよなとか。
『だら』と『だに』が間違っているところがチョコチョコあって。
使い方を知っているが故に、言葉の意味が分かりづらいというか。
何にも知らない人が読んだら、全く素通りだとおもいます。
ふと思ったのが、
関西弁っていろいろありますが、
その地方じゃない人が使っている関西弁の、
その使い方の違いに、関西の人はかなりムズムズしているじゃないかと
『関西』と一括りに言っても、色々言葉の違いがありますしね。
改めて方言って色々だなと感じました
私、元々磐田市民だったので、ゆるキャラは「しっぺい」をちょっぴり応援しています。
私が住んでいた時はいなかったですけど。
「家康くん」はかなり頑張っているので、
もうちょっと「しっぺい」にも頑張ってほしいなーなんて。
ただ、ゆるキャラグランプリは1日1票入れられるとは知らなかったので、
最近の「家康くん」ののぼりビックリしました。
ただ、あののぼりの製作費用等は税金なのか?と考えると、
ちょっと胸中は複雑だったりしますけどね